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人事・労務担当者の悲鳴!「健診後のフォロー」が十分できている企業はわずか3割。形骸化した健康診断を“活きた”施策に変えるには?

このような企業の担当者様におすすめの記事です

  • 健康診断の受診率は高いが、その後のフォローアップがうまくいっていないと感じている
  • 健診データから二次健診(再検査・精密検査)が必要な社員の抽出に時間がかかっている
  • 日々の業務に追われ、二次健診対象者への受診勧奨に十分な時間を割けていない
  • 従業員の健康を守る重要性は認識しているが、具体的な改善策を見つけられていない
  • アナログな管理方法に限界を感じており、健康管理業務を効率化したいと考えている

目次

  • 1. 約7割が課題を認識。形骸化する「健診後のフォロー」の実態
  • 2. なぜ健診後のフォローは進まないのか?現場を悩ます3つの大きな壁
  • ・壁①:見えない「個人の問題」という意識
  • ・壁②:アナログな管理業務の限界
  • ・壁③:通院のハードルとコミュニケーションの難しさ
  • 3. その「作業」、自動化しませんか?スマートワンヘルスで実現する効率的な健診後フォロー
  • 4. 「受診させる」で終わらない。従業員の健康行動を根本から変える

  • 1. 約7割が課題を認識。形骸化する「健診後のフォロー」の実態

    従業員の健康を守るため、多くの企業で実施されている健康診断。しかし、その「結果」を真に活用できている企業はどれほどあるのでしょうか。

    「有所見者への受診勧奨ができていない」
    「二次健診の対象者抽出に手間がかかりすぎる」
    「そもそも、日々の業務に追われてフォローアップまで手が回らない」
    …こうした悩みを抱える人事・労務・総務のご担当者様は、決して少なくありません。

    インテグリティ・ヘルスケアが従業員の健康管理を担当する人事・労務・総務担当者497名を対象に実施した調査によると、「健診後のフォロー業務が十分にできている」(フォロー体制が確立され、大半が受診している状態)と回答したのは、わずか3割でした。

    【健診後のフォロー業務の実施状況】

    • フォローの体制が確立されており、大半の対象者が受診している:31.4%
    • フォローの体制が確立されているが、受診する対象者は少ない:35.8%
    • 最低限の受診勧奨は行っているが、受診状況の把握が不十分:22.5%
    • マンパワー不足等により十分な受診勧奨ができていない:6.6%
    • その他:0.2%
    • わからない・把握していない:3.4%

    つまり約7割の企業が、健診後のフォローに何らかの課題を抱えている実態が浮き彫りになりました。この記事では、多くの担当者を悩ませる「健診後の壁」の実態を深掘りし、その解決策を提示します。


    2. なぜ健診後のフォローは進まないのか?現場を悩ます3つの大きな壁

    健康診断は、従業員の健康状態を把握し、疾病の早期発見・早期治療につなげるための重要な機会です。特に、有所見者に対して二次健診や治療を促す「受診勧奨」は、従業員の健康を維持し、企業の生産性を守る上で不可欠な業務と言えます。

    しかし、その重要性を認識しつつも、多くの企業でフォローアップが機能不全に陥っています。なぜでしょうか。前述のアンケートで「健診後のフォロー業務で困っていること(複数回答可)」を尋ねたところ、現場のリアルな課題が見えてきました。

    【健診後のフォロー業務における課題】

    1. 従業員の受診意欲の低さ:43.7%
    2. 受診状況の追跡・管理の難しさ:41.4%
    3. 受診勧奨のためのリソース不足:24.3%

    これらの課題は、互いに複雑に絡み合っています。

    ・壁①:見えない「個人の問題」という意識

    最も多くの担当者が挙げたのが「従業員の受診意欲の低さ」です。

    「まだ大丈夫だろう」という自己判断、多忙な業務を理由にした後回し、あるいは「会社に健康状態を知られたくない」という心理的な抵抗感など、従業員が受診に至らない理由は様々です。

    しかし、この課題の根底には、「健康は個人の問題」という意識が従業員・企業双方に根強く残っている現実があります。ある食品加工会社の人事課長は、過去の苦い経験を語ります。

    「40代の社員が心筋梗塞で倒れ、長期休職することになりました。後から確認すると、健康診断では血圧が200近くあったのです。上司も同僚も、そして我々人事も、彼の異変に気づけませんでした。受診勧奨はしていましたが、本人の意思を尊重するという名目で、強くは介入できなかった。あの時、もっと踏み込めていれば…と今でも悔やんでいます。」

    従業員の健康は、もはや個人の問題ではありません。一人の社員の離脱が、現場の混乱や他の従業員の負担増につながり、ひいては企業全体の生産性を低下させるリスクをはらんでいます。

    ・壁②:アナログな管理業務の限界

    次に深刻なのが、「受診状況の追跡・管理の難しさ」と「リソース不足」です。

    多くの企業では、健康診断の結果が紙やPDFでバラバラに管理されており、データ化されていません。そのため、二次健診が必要な従業員をリストアップするだけでも、膨大な時間と労力を要します。

    「健診結果に基づいて二次健診の対象者を自動抽出できないため、健診結果のデータをCSVでダウンロードし、Excelの関数で抽出する等、アナログ的な方法で行うしかありません。」

    このような状況では、対象者の抽出だけで手一杯になり、その後の受診勧奨や状況把握といった、より重要な業務に時間を割くことができません。結果として、最低限の案内は送るものの、誰がいつ受診し、どのような結果だったのかを把握しきれず、フォローが中途半端に終わってしまうのです。

    ある大手外食チェーンの人事担当者も、リソース不足の悩みを打ち明けます。

    「全国の店舗から、毎月10件以上の体調不良の相談が寄せられます。メンタル対応や職場環境の整備に追われ、正直なところ、健診後のフォローアップまで手が回らないのが実情です。」

    担当者の人数は限られています。その中で、本来時間をかけるべき「人」と向き合う業務ではなく、データの突合やリスト作成といった「作業」に忙殺されている現実が、多くの企業に共通する課題なのです。

    ・壁③:通院のハードルとコミュニケーションの難しさ

    たとえ受診の意思があったとしても、「従業員の通院時間確保の難しさ」 が大きなハードルとなります。特に日中の業務が忙しい社員にとって、病院の受付時間に間に合わせて通院することは容易ではありません。

    また、企業担当者にとっても、受診勧奨は精神的な負担の大きい業務です。健康というデリケートな問題に踏み込むことへのためらいや、従業員からの抵抗に遭うことへのストレスは少なくありません。電話やメールで連絡しても、本人からの回答がなく、お互いに気まずい思いをすることも多いのが現実です。


    3. その「作業」、自動化しませんか?スマートワンヘルスで実現する効率的な健診後フォロー

    これらの根深く、複雑な課題を解決するためにおススメなのが、「スマートワンヘルス」です。スマートワンヘルスは、健診後のフォロー業務における「面倒な作業」を徹底的に効率化・自動化し、担当者様が本来注力すべき「従業員とのコミュニケーション」に時間を使える環境を創出します。

     

    【ソリューション①】わずか数クリックで完了!二次健診対象者の自動抽出

    これまでExcelでの手作業に多大な時間を費やしていた二次健診対象者の抽出。スマートワンヘルスなら、健診データをアップロードするだけで、あらかじめ設定した基準に基づき、対象者を自動でリストアップします。CSVでの一括抽出も可能です。

    これにより、担当者様は煩雑なデータ加工作業から解放され、抽出されたリストをもとに、速やかに次のアクション(受診勧奨)に移ることができます。

    【ソリューション②】チャットで簡単・確実に。個別最適化された受診勧奨

    スマートワンヘルスは、対象となる従業員一人ひとりに対し、チャット機能を通じて受診勧奨メッセージを送ることができます。メールのように他の通知に埋もれることなく、プライベートな環境で確実にメッセージを届けることが可能です。

    将来的には、対象者や任意のカテゴリーごとに、一括で受診勧奨メッセージを自動送信する機能の搭載も予定しており、担当者様の業務負担をさらに劇的に削減します。アナログな個別対応から脱却し、効率的かつ効果的なアプローチを実現します。

    【ソリューション③】通院の壁を取り払う「オンライン診療」という選択肢

    二次健診の結果、「要治療」と判断された従業員に対しては、スマートワンヘルスの「オンライン診療」サービスをご案内できます。従業員はスマートフォンやPCを使い、場所を選ばずに医師の診察を受けることが可能です。

    「忙しくて病院に行けない」という最大のハードルを取り除くことで、治療の中断を防ぎ、重症化を予防します。企業は従業員の予約状況を管理画面で把握できるため、「勧奨はしたけれど、その後どうなったかわからない」という事態も防げます。


    4. 「受診させる」で終わらない。従業員の健康行動を根本から変える

    スマートワンヘルスが目指すのは、単なる業務効率化ツールではありません。私たちの提供価値は、「受診させる」こと、そして「受診に関わる企業の負担をなくす」こと です。

    健康診断を「やりっぱなし」にせず、健診結果という貴重なデータを活用して、従業員一人ひとりが自らの健康と向き合い、適切な行動(受診や治療)をスムーズに起こせるようにサポートする。その結果として、従業員は健康を維持し、企業は持続的な成長を遂げることができる。SOHは、その好循環を生み出すためのパートナーです。

    健診後のフォローアップに課題を感じているご担当者様、まずは一度、スマートワンヘルスで何が変わり、何ができるのか、詳しい資料をご覧ください。貴社の健康経営を、新たなステージへと導くお手伝いをいたします。

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    人事担当者の皆様の業務負担を劇的に軽減するだけでなく、社員一人ひとりの健康リテラシーを高め、具体的な行動変容へと導きます。

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