受診の壁を越える?!オンライン診療で、健康経営をアップデート。生産性と従業員満足度を一気に向上させる、新しい健康管理の施策とは

企業の人事・労務部門の担当者および責任者で、特に以下のような課題をお持ちの方:
- 従業員の体調不良による、業務の遅延や生産性の低下が目立ってきた
- 通院を理由とした有給休暇の取得が多く、シフト調整や業務分担が難しくなっている
- 健康診断後の要受診者のフォローが行き届かず、従業員の健康管理に限界を感じている
- 福利厚生を充実させ、従業員満足度と人材定着率を高めたい
「まだ、病院に行けてないんです」
健診後フォローの担当者であれば、従業員からのそんな声をこれまで何度も聞いたことでしょう。行きたくても時間がない。予約が取れない。つい後回しにしてしまう・・・その結果、症状が悪化し、長期病欠につながってしまったという苦い経験をお持ちの方も少なくないはずです。この記事では「健診後の受診行動の壁」に対して、オンライン診療という選択肢がどう役立つのかを、具体的な事例を交えてご紹介します。
目次
- なぜ今、企業に「オンライン診療」が必要なのか?
- 導入効果の事例:オンライン診療がもたらす「時間」という価値
- ご利用いただいた従業員様の声
- 一般的なオンライン診療の流れ
- まとめ:従業員の健康という「人的資本」への投資を、今こそ。
- 通院にかかる負担・待ち時間ゼロ
病院への移動や待ち時間もないため、業務の合間や休憩時間に気軽に受診でき、忙しい従業員の心身の負担を大幅に軽減します。 - 幅広い疾患・悩みに対応
健診結果の気になる数値だけでなく、日頃から気になる症状を医師に相談できます。- 生活習慣病: 高血圧、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症など
- 季節性の疾患: 花粉症などのアレルギー症状
- 女性特有の悩み: 更年期、月経前症候群、生理不順、ピル処方など
- メンタルヘルス: 不安、意欲低下、動悸、胸の圧迫感など心身の不調
- その他: 頭痛、睡眠不調、風邪の初期症状、皮膚の悩み、禁煙外来など。
- 感染のリスクなし
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの院内感染リスクを気にすることなく、必要な時にためらわずに受診できます。 - 業務の中断がなくなり、生産性低下を防ぐ
従業員が軽微な症状のうちに受診しやすくなるため、重症化による長期離脱のリスクも低減できます。 - 公平・安心な医療へのアクセス
勤務地や居住地に関わらず、すべての従業員が平等に質の高い医療を受けられる環境を作り出します。デリケートな悩みにも、プライベートな空間から安心して相談することが可能です。 - 従業員満足度と人材定着率の向上
会社として従業員の健康を支援する姿勢があることは、会社への信頼と安心感が生まれます。働きやすい環境を整えることは、優秀な人材を確保し、離脱を防ぐための重要なファクターです。 - 8:45 会社に移動中、5分以内で予約から問診入力まで完了。
- 10:30 営業で外回りの途中、車内で5分間の診察を受ける。
- 17:00 午前中に処方された薬が、夕方には自宅に到着。
- 予約&事前問診:専用アプリやWebサイトから、都合の良い日時を予約。簡単な問診に回答するだけで、スムーズに診察が受けられます。
- 診察:予約時間になったら、ビデオ通話で医師の診察を受けます。自宅や会社の会議室など、プライバシーが保たれた場所から受診できます。
- 処方・薬の受け取り:処方箋は医療機関から薬局へ直接送付。お薬はご自宅など、指定の場所へ配送されます。
- 支払い:診察料やお薬代はクレジットカードなどでオンライン決済。窓口での会計は一切不要です。
なぜ今、企業に「オンライン診療」が必要なのか?
仕事も、育児も、代わってもらえる人がいない。病院に行く時間がないから、体調不良でも我慢して乗り切るしかない—そんな切実な問題を抱えた従業員の味方になるのが、いつでも、どこでも、気軽に受けられるオンライン診療という選択肢です。企業側にとっても「受診の後回し」によるプレゼンティーズム*¹の低下、さらには将来的なアブセンティーズム*²の発生を未然に防ぐため、オンライン診療の活用を検討する企業が増えています。
*1:出勤していてもパフォーマンスが落ちている状態 *2:病欠による長期離脱

従業員のメリット

企業のメリット
導入効果の事例:オンライン診療がもたらす「時間」という価値
オンライン診療が、多忙な従業員の1日をどう変えるのか。具体的なケースで見てみましょう。
👨💼会社員、西村さん(36歳・営業職)のケース
昨晩から喉の痛みを感じ、体調の悪化を感じつつも、客先対応と保育園のお迎えで病院に行く時間は到底ない…。そんな時、会社が導入したオンライン診療を思い出し、スマホで予約。
西村さんは心身の負担なく、パフォーマンスを落とさずに1日の業務をやり遂げることができました。

データで見る「通院時間」の圧倒的な差
もし西村さんが、普段通り対面診療を受けていたら…
項目 | 通院 | オンライン診療 |
クリニックへの移動 | 30分 | 0分 |
院内待ち | 30分 | 5分(問診記入) |
診察 | 5分 | 5分 |
会計待ち | 20分 | 0分 |
薬局への移動・処方待ち | 30分 | 0分 |
服薬指導 | 5分 | 5分 |
合計(1回あたり) | 約2時間 | 約15分 |
1回の通院で、1時間45分の時間を創出することができました。仮に、月に一度の通院が必要な場合には年間で約21時間もの時間を節約し、本来の業務やプライベートな活動に充てられるのです。
ご利用いただいた従業員様の声
「仕事の合間に診察が受けられて、効率的でした」
👨🔧メーカー勤務・42歳・男性
忙しくて病院に行くのを先延ばしにしていましたが、オンライン診療なら昼休みにスマホで診てもらえて便利でした。もっと早く使えばよかったと思いました。
「子どもを連れての通院は本当に大変。オンライン診療はママの強い味方です」
🙎♀️時短勤務・36歳・女性 / 育児中
自分の体調が悪いときに、子どもを連れて病院に行くのはひと苦労。オンライン診療なら、自宅で子どもを見ながら診察を受けられるので、本当に助かります。
「持病の通院はオンラインで済ませています」
👨💼会社員・48歳・男性/高血圧で通院中
月に1回、薬をもらうためだけにクリニックに行くのが結構な負担でした。同僚から話を聞いてオンライン診療を試したところ、待ち時間が殆どなくなり、薬も自宅で受け取れてとても便利です。
一般的なオンライン診療の流れ

まとめ:従業員の健康という「人的資本」への投資を、今こそ。
働き方や価値観が多様化する現代において、従業員一人ひとりの心身の健康は、企業の持続的な成長を支える最も重要な「資本」です。私たちが提供するリモート企業内診療所「スマートワンヘルス」は、オンライン診療システムとPHRを組み合わせた健康管理ツールです。
従業員の健康を守り、誰もが最高のパフォーマンスを発揮できる環境づくりへ。
その第一歩を、私たちとはじめませんか?
まずは、お気軽にお問い合わせください
PHR連携オンライン診療の導入に関するご相談や、貴社に最適なプランのご提案をさせていただきます。